【アラサー自己投資】33歳、茶道を始めて9ヶ月で得たもの【正座って何?美味しいの?】
流派;裏千家
期間;2020/10-2021-6(現在)
Q;茶道を始めたきっかけ
5年半海外に住んでおり2020年夏に帰国。超田舎町の実家に帰り時間を持て余しており、日本文化に興味を持っていたから。
Q;月謝は?
8000円(新札)。その他諸経費かかります。お稽古エプロン、許状、お稽古道具など。(今の所計算すると諸経費全て合わせて2万円以下でした)
Q;茶道を始めて得たもの
□礼儀作法
お恥ずかしい話ですが、私は礼儀作法を全くと言って良いほど知りませんでした。スリッパで畳の上をズカズカ歩いてしまったり、洗った手はピッピっとして水を吹き飛ばしたり、とてもとても雑でした。
お茶のお稽古を始めて、つくばいでの手の清め方、正座をしてにじり出る、襖の開け方、など和で必ず必要な作法を学ぶことができ、畳の上の振る舞い方に自然になれてきたのを感じます。
□一つ一つの動作が丁寧になった。
お茶のお稽古って実はすごくシンプルで、無駄がないんです。その一つ一つを丁寧に行うには、心を落ち着かせて呼吸を整えなければなりません。これまでいかに雑にいきてきたんだろうと気づかされました。茶碗を持つ一手一手丁寧に確実に扱うには、’いま’を生きていないといけなくて、これまでいかに違うことを考えながら動作をしてきたかと知りました。
丁寧に大切に物事を扱うことで、地に足のついた生活ができるようになってきた気がします。例えば何かを机に置くときに無意識に軽く投げ置いたり、ペンを置くときに音を立てたり。日々の動作って結構雑なんですよね。ここに以前の私との違いが出てきたなと感じます。
Q:これからも続ける?
続けます。幸運なことにお茶の先生との相性が良く毎週心地よい時間を過ごさせていただいています。相手に踏み込み過ぎず、熱心になり過ぎず、ほどほどの距離感を大切にでき、一旦静かに立ち帰れる大切な時間です。
Q;苦しかったこと
正座。1回目のお稽古の時は3分もできませんでした。足首が痛過ぎて涙が出そうに。。。9ヶ月たった今も長時間の正座はできません。2時間のお稽古で足首が痛くなってしまいます。足腰が弱っていたのか、最初は内腿やふくらはぎが筋肉痛になっていましたが、最近ではそれは無くなりました。
茶道は最高の自己投資。
日本にいる以上、和の作法を知っていて損することはありません。
いざという時に恥をかかないというのは安心材料だし、動作の落ち着いた人って素敵だと思います。
やってよかった、これからも続けたい習い事です!